ヒップシートと抱っこ紐、どっちがオススメ?スリングとの使い分けを解説【併用推奨】
2024.08.09更新
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- ヒップシート・抱っこ紐の違いは?
- 最初に買うなら、どっち?
- スリングとの使い分けを知りたい!
ヒップシートと抱っこ紐、違いが分かりづらいですよね。事実、ヒップシートと抱っこ紐は、似たような商品も多いです。
この記事では、ヒップシートと他の育児グッズの違いを、初心者向けに解説しています。この記事を読めば、ヒップシートを買った方が良いか、判断できるようになります。
抱っこ紐・ヒップシート・スリングは、併用するのがオススメです。ヒップシートのデメリットを理解して、今の悩みを解決するヒップシートを選びましょう。
ヒップシート・抱っこ紐・スリングは併用がオススメ
ヒップシートと抱っこ紐、スリングは、使う目的が違います。子どもの発達段階や状況に合わせて、使い分けするのがオススメです。
種類 | 抱っこ紐 | ヒップシート | スリング |
子どもを支える部位 | 肩で支える | 腰で支える | 肩で支える |
使用する月齢 | 新生児~1歳 | 6か月~3歳 | 3か月~6か月 |
使用する時間 | 30分~ | 5分~60分 | 5分~30分 |
使用する目的 | お散歩・旅行 | 寝かしつけ・お散歩 | 寝かしつけ |
スリング比較
もちろん商品によって、対応月齢も使い方も様々。抱っこ紐型ヒップシートのように、機能が兼用の商品もあります。
育児グッズを何個も買うのは大変、という方は、兼用できるヒップシートを選びましょう。
そもそもヒップシートって何?
ヒップシートとは、子どもを「腰で支える」育児サポートグッズ。ヒップシートは、ママ・パパの負担が小さいのが特徴です。
ヒップシートの種類は「3種類」、抱っこ方法は「5種類」あります。子どもの月齢・体重・使う場面によって使い分けましょう。
ヒップシートのメリット・デメリット
ヒップシートの最大のメリットは、簡単に脱着できることです。
寝かしつけ・お散歩に使いやすく、抱っこ紐・ベビーカーの代わりになることもあります。サイズ調整も簡単で、パパが使った後の面倒な調整作業もありません。
ヒップシートのデメリットは、腰が疲れやすいこと。
子どもの全体重を「腰」で支える構造で、腰・下腹部へのアタリ面が痛くなりやすいです。飛び出した座面は目立つため、見た目が気になる方もいます。
ヒップシートの特徴と、他の育児グッズとの違い
ヒップシートと他の育児グッズとの違いは、「抱っこが簡単」なことです。腰に巻き付けるだけで装着できるので、寝かしけ、ちょっとした散歩などにも手軽に使えます。
ヒップシートと他の育児グッズとの違い
- 疲れにくい
- 長く使える
- 手軽に使える
- オールシーズンで使いやすい
- 価格がお手頃
- コンパクトではない
- 両手が自由に使えない
育児グッズ | ヒップシート | 抱っこ紐 | スリング | おんぶ紐(兼用) | おんぶ紐(専用) |
負担が大きい部位 | 腰 | 肩 | 肩 | 肩・腰 | 肩 |
疲れにくいさ | 疲れにくい | とても疲れにくい | 疲れやすい | 疲れやすい | 疲れにくい |
使える期間 | 6か月~4歳 | 新生児~4歳 | 新生児~2歳 | 4か月~3歳 | 4か月~2歳 |
手軽さ | 脱着が簡単 | 装着に時間がかかる | 脱着が簡単 | 装着に時間がかかる | 装着に時間がかかる |
使いやすい季節 | オールシーズン | 夏は蒸れて暑い | 夏は蒸れて暑い | 夏は蒸れて暑い | オールシーズン |
価格 | 3000円~3万円 | 5000円~4万円 | 3000円~2万円 | 5000円~4万円 | 3000円~5000円 |
コンパクトさ | かさばる | かさばる | コンパクト | かさばる | コンパクト |
両手が自由になる | 片手のみ使える | 両手が使える | 両手が使える | 両手が使える | 両手が使える |
育児グッズの特徴
ヒップシートは疲れにくい
ヒップシートは、子どもの体重を「腰」で支えます。「肩」で支える抱っこ紐・スリング・おんぶ紐と異なり、肩が疲れにくいのが特徴です。
抱っこひも、便利だけど肩こりがつらい…
ヒップシートなら、肩こりの悩みは解決するよ
ただし、腰や下腹部に負担が集中します。装着方法を確認して、できるだけ負担を少なくしましょう。
4歳まで長く使える
ヒップシートは使える月齢が広く、腰すわり後から4歳まで長く使えます。インサートやオプションにより、新生児から使える商品もあります。
本当に長くまで使えるの?
腰すわり後~3歳まで使う人が多いよ!
手軽に脱着できる
ヒップシートは脱着が簡単、たった10秒で子どもを抱っこできます。抱っこ紐が苦手なパパでも、使いやすいです。
手首が腱鞘炎になった、腕が筋肉痛でつらい、などの悩みを解消できます。
ヒップシートの使いやすい場面
- 夜泣き・寝かしつけの対応
- 授乳/ミルク後の抱っこ
- 公園など近場のお散歩
- 抱っこ・歩くを繰り返す時期
オールシーズンで使いやすい
ヒップシートは、夏でも暑くなりにくいです。抱っこ紐やスリングのように子どもを布で包まない構造のため、風通しが良いのが特徴です。汗をかきやすい子どもにも、安心して使えます。
値段がお手頃
ヒップシートは、抱っこ紐と比べて値段が安いです。3000円台のお手頃商品もあります。
ヒップシートは、値段が高いと高機能
ヒップシートの価格帯は、3000円~3万円と幅広いです。価格の違う理由は、機能性。疲れにくいさ・デザインなど、高機能なヒップシートは値段が高いです。
コンパクトではない
ヒップシートは、かさばります。子どもを乗せる座面の内部には、発泡スチロールやプラスチックが入っており、折り畳むことができません。
最近は、折り畳みできるヒップシートもあります。
» コンパクトなヒップシートなら、テラスベビーDag1がオススメ
両手が自由に使えない
ヒップシート装着時は、常に片手で子どもを支える必要があります。家事など両手を使いたい場合は、抱っこ紐やおんぶ紐を使いましょう。
» 両手が空く「抱っこ紐型ヒップシート」とは?ヒップシートの基礎知識はコチラ
ヒップシートとそれぞれの育児グッズの違いを比較
ヒップシートと他の育児グッズの違いを、それぞれ解説します。
ヒップシートと抱っこ紐の違い
ヒップシートは抱っこ紐と違い、「座面」があります。ヒップシートは子どもを座面で支えるため、肩が疲れにくいです。
装着が簡単・肩が疲れにくい・暑くなりにくい、などがメリットです。一方で、子どもと密着しないため、両手が自由に使えない・長時間抱っこは疲れる、などのデメリットもあります。
» ヒップシートのメリット・デメリット、口コミ3000件を独自調査
ヒップシートで肩こり対策
肩こりに悩んでいる方は、ヒップシートがオススメです。抱っこ紐は「肩」で子どもを支えるのに対し、ヒップシートは「腰」で支えます。
ヒップシートとスリングの違い
ヒップシートとスリングの違いは、子どもの支える部位です。ヒップシートは子どもを座面に乗せて、「腰」で支えます。スリングは子どもを布で包み込み、「肩」で支えます。
ヒップシートは、長時間抱っこでも疲れにくい・通気性がよい、などのメリットがあります。ただし、スリングのようにコンパクトではないため、手荷物が多くなってしまいます。
» 【使用レビュー】新生児が泣き止む!cubyスリングを3か月使った結果
ヒップシートとおんぶ紐の違い
ヒップシートとおんぶ紐の違いは、子どもの位置です。ヒップシートはお腹や側面で、おんぶ紐は背中側で支えます。
ヒップシートは、子どもの顔が見やすい・装着が簡単、などのメリットがあります。一方で、おんぶ紐と違って、両手が自由になりません。
料理や買い物など両手を使いたいときは、おんぶ紐がおすすめです。
おんぶできるヒップシート
抱っこ紐のように、おんぶもできるヒップシートがあります。ちょい抱きはヒップシート、両手を空けたいときはおんぶ、と使い分けができて便利です。
ヒップシートを買うときの注意点
抱っこ紐などの他の育児グッズを持っている場合、ヒップシートは必要ないかもしれません。
ヒップシートを買うときは、5つのステップで確認しましょう。
ヒップシートを買う前に整理すべき5ステップ
- 何に困っているか整理する
- 持っている育児グッズで解決できないか考える
- ヒップシートのデメリットを理解する
- 具体的な利用シーンを想像する
- ヒップシートを選ぶ
1.何に困っているか整理する
まずは、今の困りごとを明確にしましょう。
- 抱っこすると腕が疲れてしまう
- 抱っこ紐を使うのが面倒
- 手軽にお散歩したい
具体的な悩みを整理することで、ヒップシートが本当に必要なのか、どんな機能が適しているのか、が見えてきます。
2.持っている育児グッズで解決できないか考える
抱っこ紐やスリングなどをうまく活用すれば、追加でヒップシートを購入しなくてもよいかもしれません。すでに持っている育児グッズで悩みが解決できないか、事前に整理しましょう。
ヒップシートを使用する0~3歳は生活スタイルが変化しやすく、色々な悩みが出てきます。持っている育児グッズで解決できない場合、ヒップシートの購入を検討しましょう。
3.ヒップシートのデメリットを理解する
ヒップシートは、得意不得意がハッキリしています。ヒップシートのデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。
持ち運びには不向きなので、手荷物を減らしたい旅行などには、スリングを活用しましょう。
ヒップシートのデメリット
- 腰/下腹部に負担がかかる
- コンパクトではない
- 見た目が格好悪い
4.具体的な利用シーンを想像する
ヒップシートをどのようなシーンで使用するかを具体的に想像しましょう。
たとえば、夜泣きのときにパパが抱っこする、歩き始めたときの歩く・抱っこの繰り返しに使うなど、利用シーンによって適したヒップシートは異なる場合があります。
» ヒップシートを持っているママさんへのインタビュー、を確認する
5.ヒップシートの商品を選ぶ
最後に、購入する商品を選びます。
ヒップシートの商品を選ぶ基準は5つ。歩き始め以降まで使う場合は、疲れにくいヒップシートを選びましょう。
ヒップシートを選ぶ基準は5つ
- 疲れにくさ(体への負担)
- 使う頻度(普段使いor単発)
- 使う期間(10kg超えても使うか)
- 収納が必要か
- 他の育児グッズと併用するか
ヒップシート・抱っこ紐・スリング・おんぶ紐、目的に合わせて使い分けよう
ヒップシートと抱っこ紐・スリングは、併用するのがオススメです。どの育児グッズがよいか、目的によって使い分けましょう。
種類 | 抱っこ紐 | ヒップシート | スリング |
子どもを支える部位 | 肩で支える | 腰で支える | 肩で支える |
使用する月齢 | 新生児~1歳 | 6か月~3歳 | 3か月~6か月 |
使用する時間 | 30分~ | 5分~60分 | 5分~30分 |
使用する目的 | お散歩・旅行 | 寝かしつけ・お散歩 | 寝かしつけ |
ヒップシートは、抱っこ紐やスリングのような「肩こりの悩み」はありません。ただし、持ち運びに不便、両手が自由にならないなどのデメリットもあります。
ヒップシートを買う前に、今の悩みを整理しましょう。ヒップシートを使えば、手首・腕がつかれる、手軽に抱っこしたい、などの悩みが解決できます。抱っこ紐のような面倒な装着もありません。
ヒップシートで失敗しないコツは、なんとなく購入しないこと。ヒップシートの特徴をしっかり理解して、後悔しない買い物をしましょう。